Debian-Installer 正誤表

lenny リリース RC1 の正誤表

これは Debian Installer の lenny リリース RC1 における既知の問題のリストです。 ここに挙げていない問題を見つけた場合、問題を記述したインストールレポートを送ってください。

インストールメディア内のインストールガイドが古い
インストールメディア内のインストールガイドのコピーが古いものとなっています。 Web サイトにある更新されたコピー のほうを利用するようにしてください。
マルチアーキテクチャ CD が AMD64 インストーラを直接ブートしてしまう
マルチアーキテクチャ CD がブートメニューを出す代わりに、AMD64 インストーラを直接ブートしてしまいます (Bug #505243)。
ゾンカ語のインストールにおける壊れたメッセージ表示
root のパスワードを選んで、その確認入力が一致しないとき、 ゾンカ語でのインストールでは以降の画面表示が 誤ったものになります (壊れたイタリックフォントで表示されます)。
言語フォールバックが期待どおりには使われません
いくつかの言語 (北サーメ語およびウォロフ語) では、英語から別の言語 へのフォールバックが使われるはずです。しかし、これらの言語では 英語のみがフォールバックとして使われてしまいます。これらの言語 を選ぶ場合、特に北サーメ語では多くの画面が英語で表示されて しまいます。
Marvell ディスクコントローラが CD-ROM メディアでサポートされていない
i386 および amd64 メディアにおいて pata-modules パッケージが入れ忘れられていたため、 Marvell ディスクコントローラで駆動する周辺機器が検出されません。 回避策として、手動で i386 あるいは amd64 向けの udeb パッケージをダウンロードし、リムーバブルメディアにそれを置いて、 第 2 コンソールから 'udpkg -i' で手動インストールできます。 それから 'depmod -a ; modprobe pata_marvell' を実行します。
再起動に伴ってディスクのデバイス名が変わる可能性があります
複数のディスクコントローラを搭載したシステムでは、 ドライバのロードの順番の違いにより、 インストール時に使用したデバイスノードとは異なるものが、 再起動時にカーネルや udev によって割り当てられる可能性があります。
これは、システムの起動に失敗する原因となります。 ほとんどの場合、ブートローダの設定や /etc/fstab の変更により修正可能です。インストーラのレスキューモードを使うとよいでしょう。
しかし、次の起動時にまた同じ問題が発生するかもしれません。
USB メモリからのインストールにおける、再起動時の問題
上記の問題は、USB メモリからのインストールでも問題となる可能性があります。 一時的に USB メモリをインストールされたシステムを起動するための場所として使い続け、それからブートローダの設定ファイルを修正してください。 この回避策の詳細については、#506263 を参照してください。
バグのあるルータがネットワークの問題を引き起こす可能性があります
インストール中にネットワークの問題が生じた場合、それは、あなたのマシンと Debian ミラーの間のどこかのルータがウィンドウスケーリングを正しく扱えないために生じた可能性があります。 詳しくは #401435kerneltrap のこの記事を参照してください。
この問題は、TCP ウィンドウスケーリングオプションを無効にすることで回避できます。 コンソールのシェルに移って以下のコマンドを入力してください。
echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
インストール済みのシステムについては、おそらく TCP ウィンドウスケーリングオプションを完全に無効にするべきではないかもしれません。 以下のコマンドを使用すると、 たいていどのようなルータでも扱えるレンジを読み書きするよう設定できます。
echo 4096 65536 65536 >/proc/sys/net/ipv4/tcp_rmem
echo 4096 65536 65536 >/proc/sys/net/ipv4/tcp_wmem
i386: フロッピーディスクからのインストール方法がない
2.6.24 カーネルのサイズ増加のため、フロッピーディスクからインストールする インストールイメージを提供することは叶わなくなりました。 私たちは、次のカーネルバージョンへとインストーラを切り替える機会に、 再度フロッピーインストールをサポートできるようにしたいと思っています。
powerpc: 様々な問題
このリリースでは PowerPC 版には複数の問題があります:
  • swim3 モジュールのデバイスノードが作成されないことと、miboot が含まれないことにより、OldWorld PowerPC でのフロッピーからのインストールはうまくいきません
  • 一部のシステムをロックしてしまうため、snd-powermac モジュールはデフォルトではロードされなくなりました — 手で /etc/modules に追加する必要があります
sparc: ESP/FAS SCSI コントローラの認識に失敗します
インストーライメージが、ESP または FAS コントローラに接続された CD およびディスクドライブをサポートするのに必要な sun_esp カーネルモジュールを欠いています。
s390: サポートされていない機能
  • DASD DIAG discipline のサポートは現在利用できません
  • LCS ネットワークインタフェースのサポートはもう利用できません